丸叶むらたトップページ>「丸叶むらた」とは

今からさかのぼること三百余年、宝永5年(1706年)武蔵の国桶川に創業したよろず屋「丸叶」が起源です。当時、中山道の六番目の宿場町としてにぎわっていた桶川宿。寛永12年(1635年)に設置された桶川宿は江戸からおよそ十里という程よい距離も手伝って、江戸を出た旅人が最初の宿を求める宿場として重宝され、天保14年の記録では本陣と2軒の脇本陣、そして、35軒の旅籠を有する宿場町として賑わっていました。町には江戸と京や地方を結ぶ人々の往来が絶えないだけでなく、加賀前田家など参勤交代する大名の一行もこの宿場の本陣を利用していたとされています。また、「桶川臙脂」と呼ばれる当時染料として使われていた紅花をはじめ、さまざまな農産物の集散地としても栄えていました。

「丸叶」はそんな桶川宿や近在で生活する人々のために農機具や金物、呉服、雑貨などの生活用品を、また、中山道を旅する旅人の蓑や足袋、草鞋などの商品を扱い、人々の日々の暮らしを支えてきました。 それから、明治、大正、昭和と時代は流れ、町や交通機関の発達とともに、人々の暮らしも変化してきました。「丸叶」はその中で、金物屋、呉服店をのれん分けし、昭和25年に株式会社丸叶村田商店を設立してからは、日用雑貨の卸売業に乗り出し、地域問屋として大手ホームセンターをはじめ約500件のお客様との取引がありました。

しかし、昭和56年、九代目として村田五郎が代表取締役に就任するにあたり、地域のみなさまの暮らしとともに歩んできた創業時の姿勢に立ち返り、結納品、線香、蝋燭、仏具、ギフト品など、慶事や仏事を通して、人と人をつなぎ、心豊かな暮らしをお届けすることを事業の柱とし、あわせて仏壇店、葬儀社への販売を行うようになりました。 そして、現代の生活の中でみなさまの思いがさらに多くの人々に伝わるように、線香や蝋燭などのオリジナル商品の企画、販売を始めました。 伝統文化の中に培われた暮らしの知恵、心のふれあい。時間や空間の変化による新しいライフスタイルでの伝統の継承、人と人の結びつき。慶弔のプロフェッショナルとしてのさまざまなご提案とともに、心豊かな暮らしの創造をお手伝いしていきます。

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